子宮筋腫 : 着床障害
子宮筋腫は、女性疾患の中で最も多い子宮の筋肉に出来る良性の腫瘍で、30~40代に最も多くみられます。 子宮筋腫は発生場所により大きく3つに分けられます。
●子宮筋層の中にできる筋層内筋腫
筋層内にあるため子宮の収縮がうまくいかなくなり、生理痛がひどくなることがありますし出血が止まりにくくなります。
●子宮 の外側にできる漿膜下筋腫
子宮の外側にあるため、自覚症状があまりみられません。ただ、大きくなると腸や膀胱を圧迫するため、便秘や頻尿などの症状がでることがありますが、小さい場合は妊娠にはそれほど悪い影響を与えません。
ただサイズが大きくなると積極的な治療が必要になります。
●子宮の内側(子宮内腔)にできる粘膜下筋腫
子宮の内膜にあるため、生理とともに排出されてしまうケースがあります。
このタイプは一般的に生理の量が多くなります。
ひどいケースは大量の出血して止まらなくなることもあります。
いずれのタイプでもあまりにもサイズが大きいなら手術を考慮する必要があります。
できる部位によって妊娠が困難になることもありますが、子宮筋腫があっても妊娠・出産されている方も多くいらっしゃいます。
鶏卵大ぐらいなら漢方薬で子宮筋腫が小さくなったり無くなるケースがあります。
※症状- 月経量が多い
- レバー状の血の塊が出る
- 月経痛が酷い
- 立ちくらみやめまい
- 貧血
- 腹部の圧迫感
- 無症状のこともある
漢方的には
子宮筋腫は瘀血(血液の汚れ)や痰濁(たんだく、カラダの水の汚れ)と考えます。
活血化瘀薬(血液の巡りをよくする)や化痰薬(水の流れをよくする)を飲んでいただきます。
出血がひどいようなら止血薬を使います。
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