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漢方と不妊

各周期の考え方

エストロゲンとは低温期に高くなり
排卵前後にピークになります。

一方プロゲステロンは低温期に低く、高温期に高くなります。
周期療法の考え方ではエストロゲンを陰と考えプロゲステロンを陽と考えます。

低温期では陰が成長し、成長がピークになると排卵し陽に変わり高温期になります。
高温期は陽が成長して陽がピークになると陰に変わり生理期となります。

低温期は陰が盛んなので陰を養う薬を
高温期は陽が盛んなので陽を養う薬を使います。

また、生理期と排卵期は陰と陽が転換する時期なので理気薬(気の巡りをよくする薬)と活血薬(血の巡りを良くする薬)を使います。

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・月経期によく使う代表的な漢方薬
 冠元顆粒 芎帰調血飲第一加減 血府逐瘀丸 逍遥散 田七人参

・卵胞期によく使う代表的な漢方薬
 杞菊地黄丸 婦宝当帰膠 カキ肉エキス すっぽん製剤 亀板製剤

・排卵期によく使う代表的な漢方薬
 冠元顆粒 血府逐瘀丸 逍遥散 

・高温期によく使う代表的な漢方薬
 参茸補血丸 衛益顆粒 帰脾湯 補中益気湯
 霊鹿散 逍遥散(イライラがひどい時)

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